17生まれ世代の出資馬 ※気づいたら長文

何やら半年以上の空白がありました。


今日の午後、今年のドラフトが終わりました。

社台/サンデー
マルクプレンヌの17 牡 父タイムパラドックス 1600万円 萩原厩舎

シルク
ラトーナの17 牝 父ディープブリランテ 1800万円 和田正一郎厩舎

キャロット
ヒルダズパッションの17 牝 父ディープインパクト 8000万円 藤沢厩舎

フォンタネリーチェの17 牡 父ハーツクライ 5000万円 池添厩舎


まずは6月、40口です。第一希望で抽選となりましたが、おそらく実績でしょう。

白老生まれ、社台育ち、馬体は割と背中が長く四肢の節々が太くしっかり。
全体的な硬さがあり、それを「ダート馬だから」と片づけていいものか、
自分の中でも迷いはありましたが、一昔前にはなりますが実績のある血統に
鉄板配合という背景もありコスパ重視でこの馬としました。
少し置きに行った感もありますが、コツコツやってくれるでしょう。

まずは勝ち上がって、できるだけ長い間ちょくちょく賞金を咥えて帰って来てくれる
孝行馬となってもらえれば嬉しいですね。ダートの中距離が主戦場でしょう。


続いて夢も希望もないシルク。新システムの最優先を元愛馬の仔に使って終了。
リストが出たときは大好きだったアイムユアーズの仔がいる! と
乙女のように心躍らせたものでしたが、蓋が開けられると肘の高さまで実績を積んでいない下々には
用なしという馬で、すっかり染み付いた真顔に戻りました。

ローマンエンプレスの17という3000万のカナロア牝馬も魅力的でしたが、
迷った末に愛を貫きラトーナにしました。
奇跡を信じてローマンも書きましたが、鬼畜てんとう虫は甘くないですね。
ちなみに先日更新された写真を見るに、やっぱりこっちだったかなと密かに後悔してるのは秘密です。

ブリラトーナはおそらくマイルでも長いぐらいの馬でしょう。
配合的にも馬体的にも「とてもいい!」とまでは思ってないのが正直なところですが、
申し込んだわけですから、ダメなことはありません。値段よりは良い馬です。
繁殖としてノーザンFに戻れるぐらい勝ってもらえればと思っています。


ここまで、このご時世では格安の部類に入る値段の2頭。
仮に能力があってもクラシックとは縁のない適正です。
ツーボールです。最後のキャロットは空振りを恐れず振り回しましょう。

社台サンデー、シルクでは「抽選」という名の、か細い希望の糸は垂れています。
一方でキャロットでは、×なしだと一縷の望みさえない確率ゼロという馬が
毎年相当数います。その代わりお布施額に関係なく×が2つあればほぼ無敵であるのもキャロット。
過去×2落選は4頭しかいないそうです。
「いい馬だなー(キャッキャ)…まあ買えないけど(腐った目)」というストレスフルではない
2年脚を溜めての直線。そりゃ楽しいですし、また、苦しくもあります。

早々に「はい、これぇええ!!! G1馬見つけたああああ」と仮に思い込みでも勘違いでもいいので、
心底そう思える一頭が出てきて欲しいし、年を重ねてもそのような切れ味を削がれないよう
意識して答えまでの道筋をなるべくシンプルにしようというマインドを心掛けています。
しかし、探し出せませんでしたねえ…

プルメリアスター、リスグラシューと出資している身としては当然リリサイドが最大の注目馬。
写真時点ではちょっとトモが寂しいけど細身、脚長、蹄の先まで品があって
いかにも芝向きのスピードがありそうだと、良い意味でのリリサイドらしさを感じ
それなりには好感触だったのですが、DVDを見て「うーん・・・」

さすがにリスグラシューとは比較にならないというのが第一感。
1200m? 1400m? そして倍の値段。
しかもカナロアベースで見て好配合の繁殖とも捉えらません。
リリサイドは、ここまでロブロイ、メジャー、ハーツとそれぞれ好相性の部類の配合が
続いているというのが自分の見立てでしたから当初から手の出しにくさはありました。

ただ、もし馬が良ければ、カナロア産駒のデータも揃っていないことに胡坐をかいて
配合には目をつぶり、400口で薄めてしまえばと値段にも目をつぶり、
「えいや行ってまれ」の精神で…という心づもりではいたのですが、そもそも初めに「うーん」と
思ってしまった時点で、他のファクターは言い訳にしかならないでしょう。

加熱する一口バブル。ここまで値段が上がるかと思うほど上がっています。
しかもその上に今更のディープかいなと、自分でも思いますが、
突き抜けた馬が見えませんでしたし、かと言って×2を放棄することもできません。

牝馬で6000万だ8000万だ、そこまでになると山が6000mでも8000mでも
どちらもめちゃくちゃデカいというのと同じで、もはや誤差でしかないことと、
将来的なアワブラッドのことを踏まえてもリリサイド産駒はもう十分素晴らしい馬がいますから
じゃあこっちという判断でした。ディープにGone Westというチラつく字面はありますけどね。

実はカタログの写真を見た瞬間は「おおお」と、まあ「実は」なんて付けずとも
ほぼ全員がそう思ったことでしょうが、ですよね。
ただDVDを見て少し気になるところがあって、周回展示の動画に関してはほぼ寝てるのかと
思えるぐらいの歩きで「よし、8000万の牝馬に出資するぞ!」という気分にはね…
ですが、今年のラインナップではなんだかんだ最も高い可能性を感じたので、シンプルに決めました。

この値段なので、最低目標がクラシックに乗るというハードルの高さになってしまいますが
なんとかその期待に応えてもらいたいですね。

こう言うと、やや語調が強まりますが、ある意味では「×を消費させられた」感もありまして、
申し込み後も少しもやもやした気持ちも正直なところあったのですが、
まさかの結果発表でサプライズがあり心は一気に晴れやかになりました。

申し込みは最優先で03ヒルダ、そして55フォンタネリーチェ、73カフヴァールと3頭だったのですが
厳しめの抽選を切り抜けてフォンタネリーチェをゲット。
〇を見たときは、パソコンの前で背筋が伸びました。

この馬は、まず配合が面白いですよね。
Diesisにサドラー、ディンヒルShirley HeightsLyphardなんてのはちょっとしたリスグラ臭。
超大物出ずとも鉄板好相性のミスプロDanzig所有に加えて、
My BupersにCourtly Deeを合わせてるのも味があって、なんでもミックス感。
まあよくわからない短距離〜マイル種牡馬を2頭経由して全部薄いんですけど。
馬体もおそらく母馬の影響で初仔ながら骨太でダートの短距離っぽさを出していますが
乗り込みが進めば落ちる肉に見えますから(特に腹回り)、募集時の写真から感じる短足さからは
将来的に脱却し、今よりはスッキリしたシルエットに変わると見ています。
巨大化の心配もそれほどしてなく、また今のイメージほどもっさりとはならないのではないでしょうか。
だからといつもの長距離砲のハーツではないことは確かです。
それが×2を使い切れない不確定要素でもありました。
いわゆるこれまで走ってきたハーツ産駒の体形、バランスとは大きく違いますね。

なんでも鑑定団の前半の時間帯によく出てくる爺さんのように
都合よく「これは新種のハーツに違いない!」と言い切るには
私も過去の出資で痛い目に逢いすぎていますが、それでも種牡馬も年を重ねて
距離短縮&パワーにシフトされたスタジオ騒然の成功産駒を出すということはままありますし、ね。

まだまだ緩さがあり馬格もあるので、3歳夏までに素質をチラっと見せつつモサっと勝ち上がって
ハーツらしく4歳の秋あたりから全身が繋がっていよいよ来たかという具合に
楽しませてもらえたら、という馬ですかね。
もし大きな活躍をするとしたら、今までの典型的なハーツ産駒と主戦場が違うかもしれませんね。

そんな、わくわくする一頭。
最終的な候補には一応名だけ残してはいたもののさすがに×2は使えず、
心の愛馬コースかなと思っていましたが、運良く転がり込んできました。
ヒルダズを横に置くと、すべてが対照的で俄然バランスが良くなり、
突如として大成功ドラフトとなりました。


長くなりましたが以上の4頭となります。

ご一緒の方がおりましたら、よろしくお願いします。